車上荒らし in Denver
街はフェスティブにライトアップされ、ホリデー気分一色🎄❄
そんな矢先に、先日初めての車上荒らしに遭いました。注意喚起の意味も込めてレポートさせてもらいます。
11月中旬、女子会でデンバーのダウンタウンにある野外の駐車場に午後6時半ごろ駐車し、レストランで夕食を楽しんでいました。2次会へ行こう!と盛り上がり、車で移動しようと駐車場へ戻ったのが午後9時過ぎ。(28th St. & Walnut St. にある駐車場)
「あなたの車もやられたよ。僕の車もこんな状態で、警察に電話してもう一時間経つんだけど、全然来てくれる気配もないよ」と、知らない男性に駐車場内で声をかけられる。
その夜は、その彼、私、そしてもう1人の車、計3台が、同じ駐車場内で車上荒らしの被害に遭いました。我が車の姿はこんな感じでした。運転手席の後方席の窓を割られ、車内は細かく砕けたガラスだらけ。窓が一枚きれいに消滅。
私の落ち度ですが(違う車で被害にあった男性も全く同じ状況)、窓から見える位置に大き目のカバンを置き去りにしており(その中にラップトップが入っていた)それごと盗まれました。
あとから、車を修理した際に修理屋のお兄さんが教えてくれたのは、特別なセキュリティーシステムをつけていない限り、ドアのガラスを割ってもアラームはならず、それをわかっての犯行だそう。(ドアを開ければアラームはなるので、ガラスを割って届くところにある物品を盗まれる)
運転席は問題がなかったので、一気にムードが落ち、ショックな中、もちろん二次会なんて忘れて帰宅。
帰宅後は、ラップトップの情報を盗まれないよう(パスワード入力必須にしていて良かった!)、念のためメール、SNS、各種銀行アカウントなどのパスワードを全部変更し、念のためクレジットカードも新しい番号のものを発行してもらい、遠隔で、盗まれたラップトップからすべてログアウト、という作業を夜な夜なしました。
もちろん警察は週末の忙しい夜に、ケガ人のいない通報は相手にしてくれやしませんので、帰宅してから警察のウェブサイトでポリスレポートを上げました。
翌日さらにショッキングなことが。車の保険に入ってるし大丈夫だろう!と楽観視していましたが、違いました!
保険で車両破壊はカバーされるのですが、自分で先に払わないといけないDeductibleが修理代より高いことが判明し、=自腹で割れたガラスの修理をすることに。さらに、車両から盗まれたものは、車ではなく住宅保険の対象になる、ということを今回知りましたが、こちらも同じく、このクレームを出すとおそらく来年から保険代が上がってしまう、という理由で、仕事に必要なラップトップをすぐに買いにいくはめに。予想外の大きな出費です。
そのほか日本からこの夏買ってきていた化粧品が入ったポーチなんかも盗まれ(悔しいー!)被害総額はざっと$2000くらいでしょうか。
自分が、あさはかだったのは承知です。アメリカ歴も長いし、車上荒らしになんて遭ったことないし、もっと危ないNYにずっと住んでたし、なんとなく大丈夫!と過信していたのが痛い目に。
ホリデー気分も台無し、$2000あれば旅行もできたし、クリスマスプレゼントも買えました!
皆さんには同じ目に遭ってほしくありませんので、必ず貴重品は見えないところに隠してください。ジャケットだけでも車内から盗まれた、という声も聞きましたので、カバンに限られず、悪い人はいる、ということを忘れずに。
最後に情報まで(私の場合はCar Break-inで、Car theftではありませんが)デンバー空港では今年の1月から7月までの7か月間の間に約400件の盗難車がレポートされています。(Car theft件数は残念ながらコロラドが全米一。) 旅行等で、長期間空港近辺に駐車される方は要注意。
2022年の統計では、デンバー市内だけで年間14364件の車両の盗難があり、うち、8割は車両は後日発見されましたが、犯人逮捕に至ったのはたったの1000件ほど。
念には念を。自分だけは大丈夫、と思わず、お互いに気を付けましょう!
三児のママ兼コロラド州リアルター・モンルイ絵里子