日本だより
東京・上野公園 春一番の桜に出会う

東京・上野公園 春一番の桜に出会う

3月24日、東京に降り立って、次のフライトまでわずか5時間。
少し無茶だとわかっていながらも、お花見に向かった先は、上野公園。

JR上野駅の公園口出口は、視界がひらける広い広場、右手には上野動物園へ向かう家族連れ。
一方で、左手には大きな看板。「お花見ルールを守り、上野公園でお花見を楽しもう!!」
その真下には整然と並ぶ分別ゴミ箱のディスプレイ。賑わいの中にも秩序がある、日本らしい光景に思わず足を止める。

人の流れに身をまかせ、桜並木へと進む。桜通りには咲き始めのサクラが広がっていた。桜の開花時期は短く、こうして見られたのはとてもラッキーだ。
道路脇に連なるぼんぼりが、お花見の気分を盛り立ててくれる。

桜の木の下では、これから始まる宴のために青いシートが広げられ、静かに場所取りがされている。そんな光景もまた、日本の春を祝う風物詩のひとつだ。

園内には神社や寺院も点在し、海外から訪れた観光客で賑わっていた。

やがて、不忍池辯天堂へと続く道に出る。そこには屋台が立ち並び、その向こうには高層ビル。伝統と現代が同じフレームに収まる景色も東京らしさかもしれない。

不忍池のほとりでは、青空の下で骨董市が開かれていた。
時代を感じる品物が並んでいて、宝探しもいいかもしれない。

慌ただしい滞在だったが、しっかり東京の春が味わえてうれしい。
もし春の東京を訪れるなら、ぜひ上野公園へ。
桜の下でゆっくり歩きながら、寺院を巡り、屋台や骨董市を楽しんで、日本の春を感じてほしい。

report by Kayoko B.

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