愛犬との最後の時を自宅で穏やかに過ごす方法
我が家の愛犬ジョニーは、子供達と一緒に大きくなりました。そんなジョニーも老犬になり14歳を迎えました。イエローラブにしては長寿だと思います。最後の数ヶ月は目に見えて衰えてきました。目も耳も悪くなり、反応も鈍くなり横になることが多くなりました。でも大好きなパパが帰って来るといつもどおりにパパのそばに寄り添っていました。本人が幸せなら、行くところまで行こうと思っていましたが、そのうち咳がひどくなり、息がしづらいようで、見ていてかわいそうになりました。このままでは苦しくなるばかりかと思い、ついに「お別れの日」を決心しました。
看取りには、動物病院で看取る方法と自宅で看取る方法があります。ジョニーは家が大好きだし、このまま眠るように天国に行って欲しかったので、自宅で看取る方法を探しました。
偶然にコミュニティーサイトの体験談で知った「Caring Pathways」のサービスを利用することにしました。事前に相談して、安楽死の日時、火葬のやり方や費用を決めておきます。クレイの足型を追加でお願いして、火葬の後に骨壷はいただきます。全費用は2021年で600ドルほどでした。
前日はいつもジョニーが行く公園を子供達も呼んで家族みんなでお散歩をしました。最後の思い出作りです。
いよいよ医師が自宅に来てくれる日です。夕方、先生が家に入って来ても、ジョニーは気にすることなくいつも通りにリビングの真ん中で横になっていました。
まず先生は私たちのカウンセラーでもあるかのように思いやり深くジョニーの昔話を聞いてくれました。ゆっくり時間をかけてもらって大切に扱ってもらえることに安らぎを感じました。これはジョニーよりも私たちのためにあるかのようです。
無事に事を終え、先生はジョニーをたんかに乗せて引き取って行きました。
涙か溢れて悲しかったけれど、やれることはやってあげたという満足感が残りました。
天寿をまっとうしたジョニーはきっと天国でくつろいでいると思います。
2021年11月 ジョニーに捧げる
ご参考までに
Caring Pathways
https://caringpathways.com/
先生からのお悔やみのカードとジョニーのかたみ。