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とことんコロラドライフ 2008年9月号

コロラド鉄道紀行〜デュランゴ&シルバートン鉄道〜

 自動車や飛行機が交通手段の主流であるアメリカですが、コロラド州には鉄道が数多く残っています。19世紀の開拓時代から活躍している蒸気機関車から、アムトラックまで風光明媚な景色を見られる事でも知られていますね。

 その中から今回は1881年開通のデュランゴ&シルバートン鉄道(The Durango & Silverton Narrow Gauge Railroad)をご紹介しましょう。デュランゴと終着のシルバートン(夏季のみ)とを結ぶこの鉄道は、途中車では近づけないところもしばしばというサンワン国有林を通り、全長72キロメートルの道のりを約3時間半かけて進みます。前半は、古代から変わらぬ地形を垣間見るような雄大な台地を遠方に眺め、間近ではプレーリードッグにも出会える楽しい車窓が続きます。後半は日本の渓谷を思わせるような険しい山間を、アニマス川を眼下に眺めながら進みますが、様々な表情を見せる大自然に乗車中飽きることなく圧倒されることでしょう。

 チケット購入の際4クラス(Standard, Premium, First, Presidential)、さらにそれぞれ2-3種類の中から車両を選べますが、暖かい季節には車窓が大きく広がるオープンエアのFirst ClassのSilver Vista、Premium ClassのRio Grande、Standard Classのオープンエア車などをオススメします。多少肌寒くても、First Class以上でしたら、暖かい飲み物やブランケットの貸出しサービスもありますから安心です。(とてもフレンドリーなキャビンアテンダントの解説も付きます)。ちなみに一番ラグジュアリーなPresidential Classの窓はオープンエアではありませんが、古き良き時代を思わせるヴィクトリア調のインテリアに囲まれた旅をすることができます。ただ、お子さん連れでいらっしゃる場合には、Standard Class以外年齢制限がありますので一度Webをチェックしてみて下さいね。

 夏季は5月から10月まで、冬季はシルバートンより手前が終着となり山々が雪化粧をした絶景が見られるということです!スケジュールや車両の種類も変わるようなので、こちらもWebを要チェックですね。

 またチケットには、往復ともに鉄道というのと行きか帰りのどちらかをバスというものがあります。ほとんどの人は鉄道往復コースのようでしたが、合計7時間強の鉄道の旅はとーっても疲れるとのこと。そろそろ冷えてくる季節ですし、片道1時間半にショートカットできるバスを利用した方がお手軽かもしれません。

 もうすぐ、コロラドでは美しい季節を迎えますね!デュランゴ&シルバートン鉄道の車窓から目にも鮮やかな秋を楽しまれてはいかがでしょうか。

 デュランゴ&シルバートン鉄道のWebsite。オンライン予約もできます。
http://www.durangotrain.com/

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