HOME
- - -
- - - - - - -
- - -
とことんコロラドライフ 2008年5月号

ロッキー山脈を眺める

 はじめまして、コロラドで暮らし始め2ヶ月目の新人みっちィです。春一番が吹き荒れ、雪山と青空のコントラストが美しい時期ですね!各州のひとつのシンボルとも言える、特徴的な形の州議会議事堂からロッキー山脈を眺めます。

Colorado State Capital

 多くの州都で目に留まるのが、ドーム型の州議会議事堂ではないでしょうか。日本で、ドームというと、東京ドーム、天体観測またはドームハウス、そして広島ドームなどが連想されます。いずれにしても、私はあのドーム型に惹かれて、さっそく足を運んだのでした。

 コロラドの州議会議事堂は、アメリカで唯一、海よりちょうど1マイル(1600m)の高さにあります。正面(西の山側)の入り口は閉鎖されており、私は左の(北側)ドアより入りました。正面の階段には、ONE MILE ABOVE SEA LEVELのサインがあるのですが、その時の私は、それを知らずに残念ながら見逃しました。しかも、そのサイン、実は間違っていて、実際はもう3段上だそうで、金属でマークされているとのこと。そういえば、すれ違う旅行客がその辺りで写真を撮っていたので、後から納得。あ〜知った以上は、そのマーク、確認したい!(笑)

 さて、ドームの展望スポットですが、堂内3階より階段で上がります。その階段の入り口には、お知らせ版があり“ドームへの階段は99段で、高さは5500feet(約1676m)ありますので無理をせずに…”といった内容が書かれてあります。よしっ、と心を決めてゆっくり階段を上がっていき、まもなく、細長い小部屋。そこには、州議会議事堂やコロラドの歴史などの展示物、また“あなたはいくつ、コロラド州のシンボルを知っていますか?”といったクイズ式のパネルもあり、ちょっとした知識を得られます。

 えー、ドームはどこ?と思いながらウロウロとしていると、案内人のお姉さんが声を掛けてくれ、ドアの先の狭い階段を更に上がりました。通常であれば、数名集まってから、もしくは堂内ツアーの一部として、お姉さんが一緒に上がって行くのですが、私一人きりだったにも関わらず、快く「良いエクササイズになるわ」と案内をしてくれました。展望地点まで上がると、若い二人でさえも、息切れ。ふぅ、ドーム内は、ガラス越しに太陽が照り付け、若干暑い。でも、すぐに呼吸は整い、爽やかな景色。もちろん360度、周囲を見渡せます!そこで、お姉さんのお勧めの方角は、やっぱり正面山側。そう、ローキー山脈。連なる山々の景色は、まるで日本を思わせ、なんだかホッとして深呼吸。ガラス越しに写真をパチリ。以前は、ドームの外側へ出て景色を眺められたようですが、現在は床の老朽化に伴い工事予定で、外には出られません。ちょっぴり残念でしたが、ガラス越しでも、いつもの視線とはまた違った山の表情と町並みを楽しめます。お姉さん「4〜5年経ったら外に出られるから、その頃また来てね」とニコリ。

 山登りにはちょっとだけ早いこの季節、よく見かけるあのドームの中を、軽〜く上ってみてはいかがでしょう。

みっちィ★

* バックナンバー